領域メンバーの共同研究がCurrent Biologyに掲載されました

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2015年12月08日

領域メンバーの楊嘉楽さん(中央大学)、山口真美さん(中央大学)、本吉勇さん(東京大学)たちが、3~4ヶ月児は大人が気付きにくいライトフィールドの変化を検出できることを示した研究が、Current Biologyに掲載されました。

Jiale Yang, So Kanazawa, Masami K. Yamaguchi, Isamu Motoyoshi (2015).
Pre-constancy Vision in Infants, Current Biology, 25
http://dx.doi.org/10.1016/j.cub.2015.10.053

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成人は、物体を安定して知覚できるように(知覚恒常性)、照明や観察角度などによって生じる細かな変化を無視する能力をもっています。たとえば、成人は物体表面の光沢感の違いには気付くことができる(図A)一方、表面を照らす照明環境のパタン(映り込みパタン)(図B)が変わっても気付くのは容易ではありません。しかしながら、物体を安定して知覚する能力を獲得していない3~4ヶ月の乳児は、成人よりも画像の変化に忠実に反応し、成人が知覚しにくい照明環境の変化を知覚できることが、私達の研究で初めて明らかにされました。